廃棄物分析
産業廃棄物分析
低濃度PCB含有廃棄物分析はこちら
○廃棄物処分にともなう溶出試験のご案内
燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、鉱さい、ばいじん等の産業廃棄物は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」において特別管理産業廃棄物の指定基準が定められており、分析実施項目、 基準値等も定められております。
廃棄物の処分時において受け入れ処分場等から要求される検査につきましてお受けいたしております。
※受け入れ処分場により分析項目、基準値等が別途定められている場合があります。
※廃棄物の受け入れ先に項目等予めご確認の上、お申し込みご連絡ください。
◇分析メニュー◇
汚泥対象25項目セット(ダイオキシン類は含みません)
140,800円(税込)/検体 ← 182,600円(税込)(定価)
燃え殻・ばいじん対象9項目セット(ダイオキシン類も含みます)
137,500円(税込)/検体 ← 180,950円(税込)(定価)
廃酸・廃アルカリ対象25項目セット(ダイオキシン類は含みません)
135,300円(税込)/検体 ← 177,100円(税込)(定価)
鉱さい対象7項目セット
22,000円(税込)/検体 ← 40,150円(税込)(定価)
廃棄物分析項目セットの詳細はこちら
※上記のセット項目以外の項目を追加の場合については、別途お問い合わせください。
※廃棄物分析については計量法により「計量証明書」は発行できません。「分析結果報告書」での結果ご報告となります。
◇お申し込みからご報告まで◇
- 1.お申し込み
- FAXの場合は、
廃棄物分析依頼書(pdf)をご利用下さい。
メールでも受け付けております。
廃棄物分析依頼フォームに必要事項を記入し御送信ください。
- 2.分析のご予約
- 検査依頼書を FAX(029-839-5527) して下さい。
※受入れ処分場独自の分析項目、基準値等がある場合はそちらも合わせてFAXをお願い致します。
弊社で内容を確認次第、受付確認のFAX(メールフォーム申し込みの方はメール)をお送りします。
- 3.試料採取
- お客様にて試料の採取をお願いいたします。
サンプルは約1kgお送りください。
- 4.試料送付
- 試料を下記までご送付ください。
〒305-0857 茨城県つくば市羽成3-1
(株)環境研究センター
TEL 029-839-5511
- 5.分析方法
- 昭和48年環境庁告示13号の規定に基づき試験を実施します。 またダイオキシン類につきましては平成9年2月厚生省生活衛生局水道環境部環境整備課長通知により定められる方法により実施します。
- 6.分析結果のご報告
- 試料到着後 約2週間(10営業日) で、分析結果の速報をFAXいたします(ダイオキシン類の分析結果のご報告は約1ヶ月後となります)。その後「分析結果報告書」と請求書を郵送いたします。
関連リンク
特別管理産業廃棄物の判定基準(廃棄物処理法施行規則第1条の2)
○廃棄物等の放射能濃度測定のご案内
弊社では、「廃棄物関係ガイドライン」に準拠したゲルマニウム半導体検出器による放射能濃度測定を実施しております。
廃棄物等の放射能濃度測定メニュー
測定対象 | 検出下限 | 分析料金 (税込/検体) |
---|---|---|
排ガス | 2Bq/m3 | 39,600円*1 |
排水 | 10~20Bq/L | 19,800円 |
公共用水域 | 1~2Bq/L | 19,800円 |
汚泥、燃え殻、灰等 | 10~30Bq/kg | 19,800円 |
〃 (溶出量試験) | 10~30Bq/kg | 27,500円 |
地下水 | 1~2Bq/L | 19,800円 |
*1:排ガスにつきましては、ろ紙部と吸収液を測定し、別々に2検体として測定し、同位体ごとにデータを合わせる必要があります。
※価格には、サンプリング費用は含まれておりません。別途お見積もりいたしますので、お問い合わせ下さい。
※検体数、定量下限値に応じて、お値引き致しますので、お問い合わせ下さい。
測定項目
セシウム134、セシウム137
測定方法
ゲルマニウム半導体検出器を用いるガンマ線スペクトロメトリー
「放射能測定シリーズ7 ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー」(平成4年改訂 文部科学省)
検査申込み方法
放射能検査依頼書(word),(PDF)を事前にFAXいただき、検査依頼書のコピーを検体と一緒に下記に送付して下さい。
関連リンク
・「廃棄物関係ガイドライン」(環境省)
・放射性物質汚染対処特措法(環境省)
○低濃度PCB含有廃棄物分析のご案内
低濃度PCB含有廃棄物を無害化処理施設で処理するためには基準値5,000mg/kg以下または100,000mg/kg(可燃性のPCB汚染物)であることを確認するための測定が必要です。
分析メニュー
検査物質 | 分析料金 (税込) | 納期 | 分析方法 |
紙くず、木くず、繊維くず、廃プラスチック類(合成樹脂くず、合成ゴムくず) (含有試験) | 28,600円 | 10営業日 | 環境省の低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法 (第5版)2.1.2法 |
廃活性炭(含有試験) | |||
汚泥(含有試験) | |||
廃プラスチック類 (表面拭き取り試験) | 26,400円 | ||
金属くず (表面拭き取り試験) | |||
金属くず (表面抽出試験) | 28,600円 | ||
コンクリートくず (表面抽出試験) |
*検査物質により採取量は異なりますので、お問い合わせ下さい。
低濃度PCB含有廃棄物とは
PCB廃棄物処理施設から排出される金属くずやコンクリートくず等の二次汚染物等でPCB濃度が5,000 mg/kg 以下、可燃性のPCB汚染物は100,000mg/kgのものを低濃度PCB含有廃棄物といいます。PCB濃度確認には測定が必要となります。
処理方法について
低濃度PCB含有廃棄物であれば無害化処理認定施設で処理することができます。
仮に基準値5,000 mg/kg(可燃性のPCB汚染物は100,000mg/kg)を超えたものに関しては高濃度PCB含有廃棄物に該当するため日本環境安全事業株式会社(JESCO)にて適正な処理が必要となります。
分析方法について
分析方法は環境省が示した公定法の「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第5版)-2.1.2法」にて測定します。分析内容は、抽出/前処理(妨害物質の除去)/キャピラリーガスクロマトグラフ/電子捕獲型検出器(GC/ECD)法になります。
定量下限値について
定量下限値は「0.5 mg/kg」になります。(低濃度PCB含有廃棄物基準値は 5,000 mg/kg以下)
(可燃性のPCB汚染物の基準値は 100,000 mg/kg以下)
関連リンク
・低濃度PCB廃棄物の処理に関するガイドライン-焼却処理編-(平成25年2月改訂)
・低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第5版)
・絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(第3版)
・ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物処理
お問い合わせ先
株式会社 環境研究センター
計測事業部
所在地:〒305-0857 茨城県つくば市羽成3-1
電話:029-839-5511
FAX:029-839-5527